ハローワーク以外の転職方法「ソーシャルリクルーティング」

手軽に情報を入手できる

他の方法で転職活動をした場合、書類選考から面接に至るまでの間、病院側と応募者がコミュニケーションを取る機会は限られますよね？しかし、SNSを活用すれば求職者はあらかじめ病院の情報を細かく調べることができますし、病院側としても相手の人柄を日頃の投稿から読み取ることができます。チャット機能を利用すれば気軽にコミュニケーションを取れるので、相互理解を深めた上でお互いにアプローチできるというわけですね。SNSは随時情報をインターネット上にアップするツールで、閲覧する側としても手軽に情報を手に入れられます。そのため、働き始めてからでないと分からないような情報もSNSを通じて知ることができ、ミスマッチが起こる可能性も低いでしょう。病院側としても内定辞退の数を減らせるといったメリットがありますよ。応募者が日常的に投稿している内容から、その人の興味関心や性格を知れるので、ある程度の人物像をあらかじめ把握できる点もメリットですね。
何より、SNSは基本的に無料で利用できます。コミュニケーションを図り人材を募集することに対して費用が発生しないのは大きなメリットといえますね。アプリと連携して使用する有料のサービスもありますが、それでも比較的安価で済みます。

ただし求人を見つけにくいかも

SNSはこまめに情報を発信しなければなりません。採用のために専用アカウントを作るのであれば、コンセプトや運用方針なども必要です。そのため、運用側としてはきちんと担当者を用意するなどの手間が発生します。また、そもそも見ている人が少なければ情報を発信しても意味がありません。一定数のフォロワーを獲得しておく必要があるのです。大手の病院であれば問題ないかもしれませんが、クリニックなどの規模が小さい医療機関では難しいかもしれませんね。SNSでの採用活動でいきなり大きな成果を得られるのは難しいといえます。
応募者側も、規模の小さい医療機関の採用情報をSNSで探すのは困難です。そのため、ハローワークと比較すると限られた数しか転職先の候補を見つけられない可能性があります。ソーシャルリクルーティングだけでなく、他の方法と併用しながら転職活動を進めるといいかもしれませんね。